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  1. Facebook投稿

Facebook『報酬単価をどう上げていくべきか? 』

■質問内容
現在、ココナラや知人からの依頼をうけ、オプトLPやステップメールの執筆をしています。
今は実績づくりをかねてやっているため、単価を安くしているのですが、今後は可能な限り上げていきたいと思っています。
執筆費をあげていくためのおすすめの方法を教えていただきたいです。

■回答
「お試し価格で仕事を受けていたけどそこから単価を上げるにはどうしたらいいのか?」

これも悩んでいる人が多い問題の1つですね。
「上げればいい」というのが
率直な回答にはなるのですが
ただ、値上げをして
「高いと思われたらどうしよう」
「価格が理由で断られたらどうしよう」
と不安になると思います。
特に既存のクライアントに対して
値上げをする場合ですね。
新規のクライアントに対しては
単に自分の欲しい金額で伝えればいいだけなので、
それはどちらかというと
「値上げ」よりも
「高報酬を請求することのメンタルブロック」
の問題と言った方が適切ですね。

けどこればかりは
「思い切って上げる」のが唯一の方法です。

自分が不満を抱く料金で仕事をしても
クオリティも上がりませんし、やっていて辛いです。

なので、
「こんなにもらったら気合いいれてやらないと!」
と自分が感じるくらいの料金を提示していくのが
1つの考え方のコツになります。

そして、
既存のクライアントに対しての話になりますが

報酬単価を上げようとすると
「どう交渉していけばいいのか?」
そんな考えにどうしてもなりやすいのですが

実は、安く受注する段階である程度、
その後の値上げをやりやすく方法があります。

それが
実績作り(お試し)で仕事を受けるときに

「実績作りなのでこの金額です」
「お試しだから安くやります」

と、あらかじめハッキリと相手に伝えること

これが大事です。

「本来は違うんだよ」と。
「今回だけ特別だ」と。

意外とこのあたり伝えていない人が多いです。

だからクライアント側からすると
「急に値段が上がった」という印象を抱いてしまいます。

「安くやります」なら誰でも言えますが
断られたら怖い、という心理から
「次回から値上げします」とはなかなか言えません。

けど、そこはハッキリと伝えることで
値上げ(値戻し)の布石を打つことができます。

以前もお伝えしましたが
コピーライターは受注だと労働集約型なので
単価を上げないといつまでも苦しい状況が続きます。

ほかにも
自分の仕事をメニュー化して
(正規価格とお試し価格を設定して)
ココナラやブログなど見える場所で
アナウンスしておくのも有効です。

「本来であればLP20万円ですが、お試しで5万円でやります」など。

このあたりオファー作りですね。

オファーに関連していうと
報酬というのを
「制作物(ライティング)」に対して設定するのか、

それとも
「成果(売上)」に対して設定するのか、

このあたりの考え方も重要です。

多くのライターは「制作物」に対して
お金をもらっている感覚がありますが
「どれだけの売上に貢献したのか?」
という見方をするとまた
請求に対する視点も変わってきます。

以前、僕はプロダクトローンチのライターを
やっていたときに、あるクライアントから
「ライティング全部をやって50万円」
という仕事を受けました。

仕事量は多かったですが
「50万円」という報酬自体は
そこそこいいですよね。

当時の僕もそう思って仕事をしていました。

で、そのプロモーションは結局
売上が1億円ほどいきました。

そのときに
「1億の売上に貢献して、報酬が
そのうちの0.5%って安すぎないか?」
とふと思ったんですよね。
※ちなみに成果報酬でライティングを受ける場合、
「売上の5~10%」程度であればよくあるので
もしそれで契約をしていたとしたら
単純計算で500〜1000万円、実に
10倍〜20倍の報酬を受け取れたということになります。
(もちろん結果論で、売上が仮に上がらなかったら報酬も0ですが)

けど、これが
「制作物(ライティング)」でもらう報酬と
「成果(売上)」でもらう報酬の違いです。

つまり売上にコミットしたオファーをすれば
必然的に報酬も上がってくるということです。

であれば、
「売上1000万円上げたら100万円ください」
というオファーをしてもいいですし
「100万円でライティングやります。
売上があがるまで無限に修正します」
こんなのもありです。

ここまで読むと、気がついたかもしれませんが
「制作物」、つまり「書くだけ」で
もらう報酬には限界がある分、
「売上が上がらなかったら」という
プレッシャーやリスクがない。

「成果」、つまり「売上」で勝負することは
そのプレッシャーや売上0のリスクがある分、報酬は青天井。

という見方もできるということです。

もちろん、成果で勝負をするのであれば
ある程度ライティングの経験を積んで
マーケティングの知識もつけた上で受けたほうがベターです。

逆にいえば、ある程度自分のスキルに自信がついてきたら
「書くこと」で稼ぐ意識から
「クライアントの売上をあげること」で稼ぐ意識に
切り替えることで報酬額を大幅に増やすことができます。

※余談ですが、価格を上げることは
「質の高い仕事には相応の対価を支払う」
という意識を持ったクライアントを見つけるためにも
とても大事なことです。

「忙しいのに思うように稼げない」
「仕事の単価がなかなか上がらない」

という人は、どこかで一度「成果」に影響する
仕事をしてみてはいかがでしょう?

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