その情報を知っているか知らないか?
たった1つの差でとんでもない差がつくのがビジネスや投資の世界です。
コピーライターという立場であれば、クライアントのコンテンツはタダで知ることができるため、特に「ビジネス教える系」のクライアントを相手にしているとネットで稼ぐノウハウは次から次へと手に入ります。
自分でお金を出してコンサルを受けたり教材を買ったり、ということも未だに沢山やっていますが、それ以上にこの「役得」を存分に活用して広く情報をかき集めています。
これこそが、
「僕が跳ねきらない(突き抜けきれない)理由」
だという、自戒を込めた話をしておきます。笑
情報を沢山手に入れることは大事ですが、情報を集めたあとは取捨選択をする必要があります。
「選択と集中」という言葉がありますが、僕を含めた多くの人は「選択と選択」、つまりやることを選んではまた選んで…という複数のタスクを一度に持ってしまいがちです。
ですが、これこそが「思ったように成果を出せない理由」でもあります。
一番成果が出るのは圧倒的にシングルタスクです。
最近ではエッセンシャル思考とも言われたりしますが、本質は同じで、自分のリソース(思考力、体力、エネルギー、時間)を分散させればさせるほど結果が出るのは遅くなります。
実は、頭の切り替えにもエネルギーコストは結構かかるため、1日にいくつもの仕事をこなしていくのは、充実感はあるかもしれませんが、実は1つ1つの仕事はそこまで進んでいなかったりします。
GTD、ポモドーロテクニック、タスク管理ノウハウやツールは色々ありますが(興味があれば調べてみてください)、結局目的とすることは
「頭の中の情報を整理して
1つのことに集中できる状態」
を作ることです。
ですから、「情報収集」と「情報整理」は合わせて行っていく必要があります。
ちなみに、「情報整理」には色々な方法がありますが、実は人に話す(アウトプット)ことが非常に効果的です。
情報が集まってくれば、自然とやることややりたいことが増えて、僕の場合は一時期15個くらいまでやっている事業が増えましたが、これはマズイなと。
いくら、マルチタスクの心得があるとはいえ、シングルタスクに勝るものはありません。
複数の仕事、複数のクライアント、複数の案件…
これらはリスクヘッジとして大事ですし
安心感が得られますし、
なんとなくの充実感やかっこよさがありますが
「成果」を得たかったら、自分のリソースを一箇所に全力投下するのが一番だということはぜひ覚えておいてください。