頑固さは邪魔でしかない
と最近強く思うわけです。
ビジネス、時には人生において
人から「こうした方がいい」と言われることは
度々あると思いますが、
客観的に考えて
自分より成果を出している人、
自分よりある分野において経験・知識がある人から
言われたことは一度聞き入れるのがオススメです。
三つ子の魂百までという言葉の通り
人はそれまでの人生において
常識や偏見が山ほどこびりついています。
それは悪いことばかりではありませんが
時には人生をブレイクさせる上で
邪魔になっている可能性もあります。
しかもそういった厄介なものにこそ
気づきにくかったりします。
ですから、相手の発言の意図に関係なく
言われたことを、自分を振り返るきっかけに
するのはとても有効な方法です。
「自分のことは自分が一番よく知っている」
というのは大体が間違っていて、これ
とても大事なので知っておいて欲しいのですが
・自分のことを長い期間をかけて
ずっと見てくれている人
・自分のことをあまり知らないけど
パッと見の印象で色々伝えてくれる人
この二者からの意見は
自分をニュートラル（崩れたバランスを戻す）にする上でとても大事です。
※両者からの意見を聞くのがポイントで
片方だけだとそれはそれでバランスが崩れやすくなります
※付き合いが長い人だと良いところしか見てくれなかったり、付き合いが浅いと表面的な自分しか見られていなかったり…など視点が偏るため
…で、「人の意見を聞くのは大事だよ」というのは
どこでも聞くようなことなので、もう一つだけ
突っ込んで話をすると
- 自分にとって都合の悪いこと
- 自分が耳を塞ぎたくなるようなこと
にこそ耳を傾けた方がいい、ということです。
世の中の大半の人は、
自分に都合の良いことしか
聞き入れようとしませんし、
受け入れようとしません。
仮に目の前の相手が、あなたのことを
本気で思ってアドバイスしても
それを聞く自分が、
「そんなこと知ってるし」
というような斜めに捉えるような姿勢では
成長なんてしようがありません。し、
その姿を目の当たりにした相手は
二度とあなたにアドバイスをしようとはしないでしょう。
「どうせ、こいつは何言っても聞かないし」
こう思われたらもう致命的で、
大人になったら誰からも叱られないとは
よく聞く言葉ですが、
叱られなくなったら本当に
変化の機会が無くなります。
言い換えると
叱ってもらえる人がいなくなったら（つまり見限られたら）成長はそこで止まります。
自らお金を払ってコンサルを受けたり、
ライティングで言えば添削を受けたり、
そこまでは全然良いのですが、そこで
受けた言葉を本当に自分事として
聞き入れているか？
相手のアドバイスを本気で受け止め
自分の糧にしているか？
ここに迷わずYESと言えるのであれば
それはマインド的に素晴らしいものを持っていますし、成功するのは時間の問題でしょう。
僕も仕事柄、多くの人にアドバイスをしてきましたが、
言われたことをストレートに聞き入れて
即実行できる素直さは何よりも大事だなと
感じています。
頑固さは1円にもなりません。
プライドは「結果を出すこと」に対して持ちましょう。
成果を出したい人はこの素直さ、
ぜひ意識してみてください。