何かあたらしいことを始める時、それは既存事業にとってシナジー効果があるものが望ましいです。
リスクヘッジといって複数の事業に手を出す人は沢山いますが、それぞれの事業が”点”になっていては再び0→1をこなすことを意味し、ご存知の通り0→1の段階が最も大変でコストもかかります。
柱が別々に独立した状態で存在するものは、実現できればリスクヘッジになりますが
- 既存事業がほぼ自動で回っている
- (完全別の)新規事業を任せる人がいる
これらの条件が満たせないのなら既存事業を(間接的に)大きくする・安定させる事業を作ることをお勧めします。
カンタンにいうと、リスクヘッジ=「全く別のビジネスで作る」ではなく「既存事業をより大きく、安定させる柱を作る」というイメージです。
たとえば、僕はFXのシステムを販売していますが、新たに美容系のビジネスを立ち上げるよりは自己啓発とかお金の学び系のサービスを作った方が、既存事業との距離が近いため(リストを流して)結果も出しやすいよね、という話です。
あとは副業を始めたばかりの人で「物販やりながらアフィリエイトもやってます!」みたいな人もいますが、特に意図が無いのであれば物販×情報発信(ゆくゆくはコンサルやコンテンツ販売)の方が一直線上にビジネスを繋げられるので相性としてはgoodです。
パレートの法則的に考えても、複数事業をやっても相対的にガツガツ売上が上がるのはほんの一部のビジネスになるので、それなら伸びている事業をより伸ばす発想をした方がお金を稼ぐという意味では間違いないです。
そして、お金・時間・人員など、リソースが余ったら初めて既存事業から遠い位置に点を打つのが良いかなと思います。
また、逆の発想で、もし今複数のビジネスをやっているけどそれらに「バラバラ感がある」「距離がある」と感じる場合は、【近づける】という考えも時には有効です。
僕の場合はFLAGSHIPを運営していますが、別のビジネスに対してここからライターをアサインすることによって距離を近づけています。するとFLAGSHIPの運営を頑張ることが結果的に他のビジネスにとってもプラスになります。
※そもそもFLAGSHIP単独だと無料でやっているため事業として成立していないのですが笑
というわけで新しくビジネスを始めるときは
既にやっているビジネスと関連性があるものを
選んでみてください。
それが結果的にリスクヘッジにも繋がりますよ。
というお話でした。